
「気」「血」「水=津液」の巡りについて
東洋医学と西洋医学の大きな違いは、身体の不調を「部位」や4「数値」で見るのではなく、
「体全体」としてみます。
身体の中をめぐる「気」と「血」と「津液(水)」が、足りないとか、巡りが悪く滞っているために
不調が起きて、身体がサインを出しているといるということですね。
西洋医学では、内臓と筋肉の繋がりはあまり重要視されていませんが、東洋医学では、「経絡」という
身体の中のパイプを通して繋がっているとして、内臓との関係を重視しています。
特に、内臓というのは、それぞれに役割があって、その役割が生命を維持している、
それは西洋医学でもそう見ますけど、ちょっとニュアンスが違うなあ・・・といった感じで、
今、学んでいます。
コチラのブログでも、少しずつ、小出しにして、お伝えしていきたいと思います。
「気」は、先天の気と後天の気がありますね。
先天の気は親から引き継いだもので、寿命に関係しますが、後天の気で補うことができます。
それを補うのが「薬膳」「漢方」です。
「気」「血」「津液」がどのような状態であるか?を診断することを「証を立てる」と言います。
少ない場合は「虚」、滞っている場合を「実」とし、処方をします。
例えば、気が少ない場合には「気虚」、気が滞れば「気滞」
血が少ない場合には「血虚」、血が滞れば「瘀血」
津液が少ない場合には「陰虚」、津液が滞れば「水滞」または「水毒」となります。
「体全体」としてみます。
身体の中をめぐる「気」と「血」と「津液(水)」が、足りないとか、巡りが悪く滞っているために
不調が起きて、身体がサインを出しているといるということですね。
西洋医学では、内臓と筋肉の繋がりはあまり重要視されていませんが、東洋医学では、「経絡」という
身体の中のパイプを通して繋がっているとして、内臓との関係を重視しています。
特に、内臓というのは、それぞれに役割があって、その役割が生命を維持している、
それは西洋医学でもそう見ますけど、ちょっとニュアンスが違うなあ・・・といった感じで、
今、学んでいます。
コチラのブログでも、少しずつ、小出しにして、お伝えしていきたいと思います。
「気」は、先天の気と後天の気がありますね。
先天の気は親から引き継いだもので、寿命に関係しますが、後天の気で補うことができます。
それを補うのが「薬膳」「漢方」です。
「気」「血」「津液」がどのような状態であるか?を診断することを「証を立てる」と言います。
少ない場合は「虚」、滞っている場合を「実」とし、処方をします。
例えば、気が少ない場合には「気虚」、気が滞れば「気滞」
血が少ない場合には「血虚」、血が滞れば「瘀血」
津液が少ない場合には「陰虚」、津液が滞れば「水滞」または「水毒」となります。
「気」の働きと気虚、気滞の不調の症状
「気」は身体を動かす生命エネルギーです。宇宙に存在するあらゆるものは「気」によって生きています。
・「血」や「津液」を巡らせる
・体を温めて維持し、内臓の働きを高めている
・体の表面を保護して、外邪が入らないようにしている
・「血」が血管から漏れないようにしたり、経血や汗、尿の量を調整する
・食べ物を「気」「血」「津液」に変化させたり、「津液」を汗や尿に変化させたり、体内の代謝を司る
以上が「気」の役割です。
・「血」や「津液」を巡らせる
・体を温めて維持し、内臓の働きを高めている
・体の表面を保護して、外邪が入らないようにしている
・「血」が血管から漏れないようにしたり、経血や汗、尿の量を調整する
・食べ物を「気」「血」「津液」に変化させたり、「津液」を汗や尿に変化させたり、体内の代謝を司る
以上が「気」の役割です。
気虚の不調とは?
気虚とは、気の不足から起きる不調です。
・風邪をひきやすい
・食後に眠くなる
・疲れやすい
・むくむ
・手足に冷えを感じる
・風邪をひきやすい
・食後に眠くなる
・疲れやすい
・むくむ
・手足に冷えを感じる
気滞の不調とは?
「気」の巡りがわるいことを「気滞」といいます。
・頭痛、肩こりがある
・喉になにか、つかえた感じがする
・イライラする
・ゲップ、おならが出る
・張りを感じる
・不眠
・頭痛、肩こりがある
・喉になにか、つかえた感じがする
・イライラする
・ゲップ、おならが出る
・張りを感じる
・不眠
陽虚、気陥、気逆とは?
気虚の症状に冷えがある場合を「陽虚」といいます。
字のごとく、陽を補う食材を摂るとよいようですね。
「気陥」とは、胃下垂、内臓下垂のある症状をいいます。
「陥」とは、陥る(おちいる)と読み、まさしく、下に沈んだ状態のことですね。
「気逆」とは、しゃっくりやゲップ、喘息、怒りやすいなどの症状がでること。
気が逆上する状態のこと、ヒステリックになることも当てはまります。
字のごとく、陽を補う食材を摂るとよいようですね。
「気陥」とは、胃下垂、内臓下垂のある症状をいいます。
「陥」とは、陥る(おちいる)と読み、まさしく、下に沈んだ状態のことですね。
「気逆」とは、しゃっくりやゲップ、喘息、怒りやすいなどの症状がでること。
気が逆上する状態のこと、ヒステリックになることも当てはまります。
「気」を使っている言葉って、目には見えないものが多い
「元気」とは、気を元に戻し健康な状態にすること、または本来の姿であることをいい、
自力整体は、その施術により「元気」に誘っていくメソッドであります。
その他にも、「気」を使った言葉はたくさんあります。
「気鬱」「気分」「気色」「気落ち」「気兼ね」
「気遣う」「気軽」「気抜け」「気詰まり」「気まぐれ」「気の毒」「気不味い」
「気持ち悪い」「気休め」「気恥ずかしい」「気楽」など、
「気」を使った熟語は、もっとありますね。
「気が重い、または軽い(気軽)」「気が沈む」「気が急く」「気が咎める」
「気に入る」「気に食わない」「気に障る」「気を揉む」
「気を良くする、悪くする」「気持ちがいい、気持ち悪い」
動作や心情を表現しているものが多いのですけど、まだまたありそう・・・。
どちらかに偏った状態を表現しているとも感じ取れますね。
バランスをとることは、「気」を巡らせるうえでも大切なことなのですね。
気をうまく使っていく、理解していく、感じていくことが
不調の起こらない身体への近道になるのでは・・と実感しております。
自力整体は、その施術により「元気」に誘っていくメソッドであります。
その他にも、「気」を使った言葉はたくさんあります。
「気鬱」「気分」「気色」「気落ち」「気兼ね」
「気遣う」「気軽」「気抜け」「気詰まり」「気まぐれ」「気の毒」「気不味い」
「気持ち悪い」「気休め」「気恥ずかしい」「気楽」など、
「気」を使った熟語は、もっとありますね。
「気が重い、または軽い(気軽)」「気が沈む」「気が急く」「気が咎める」
「気に入る」「気に食わない」「気に障る」「気を揉む」
「気を良くする、悪くする」「気持ちがいい、気持ち悪い」
動作や心情を表現しているものが多いのですけど、まだまたありそう・・・。
どちらかに偏った状態を表現しているとも感じ取れますね。
バランスをとることは、「気」を巡らせるうえでも大切なことなのですね。
気をうまく使っていく、理解していく、感じていくことが
不調の起こらない身体への近道になるのでは・・と実感しております。
参考資料について
薬膳的セルフケア大全 水田 小織里著(一般社団法人紡ぐしあわせ薬膳協会代表理事)
感情表現辞典 中村 明著
矢上予防医学研究所 1/26西宮研修参加
感情表現辞典 中村 明著
矢上予防医学研究所 1/26西宮研修参加