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4月のお便り

脾の弱りから肝に影響のある季節へ

みなさま、こんにちは。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

お教室に参加のみなさまには、月初めにメールでお便りを送っております。

今期、新しい4月の節目もあり、こちらのブログの場で、さらにたくさんの皆さまのお役にも立てますように
お便りをさせていただこうと思います。

季節の変わり目において、みなさまはご無事に過ごされておられましたでしょうか。

私は弱る時期です。もともと「脾経」に何やらご縁があって「気を付けていかねばなりませんよー」ということがこれまでの人生の中で、何度も何度も何度も何度も、、、起こっておりました。

東洋医学を知らない時のことですけど、共通点は「季節の変わり目」寒暖差が出る時とも言えます。

体内の環境が、次節になかなか対応が出来ない、ある意味、自律神経の適応障害のようにも感じとれていました。

芽吹きが始まり、本格的に春の季節になってきましたらば、五臓の肝が活発になる時期。

活発になれない、何かしらの不調和によって、症状が起きる場合には、「肝が弱っている」ということ。

そして、分かりやすい症状として目の違和感、目がかすむ、目がゴロゴロする、目が疲れる・・・といった目の症状が現れてきます。

私は先月から天気の良い日には、サングラスをかけるようにしました。
すると、とても視界が開けて、目が疲れません。

これからは、さらに紫外線も強くなっていきますので、肌が敏感の方はケアすることも大切な予防になっていきますね。

季節に合わせて生き方や過ごし方を変える、自分自身に余裕をもてないと、気づいたら不調が・・・と起きてしまうのでしょうね。

今、漢方を飲んでおります

経絡治療としての刺激を体に与えるようになってから、大きな変化が皮膚に出ました。

そして、右掌にできた炎症は、押さえるとチクチクして神経が過敏になっていると察知して、これは悪化しているのかな?と少し不安になったのを感じました。
ある日、病院に行って検査をしてこよう・・・と、ようやく決意ができました。

乳がんの定期的な検査も現在行っておらず、いつ以来になるのか、血液検査と胸部レントゲンも行うことにもなりました。

検査っていつもドキドキドキドキ・・・ですね。

特に異常がなくて安堵したのですけど、そしたらこの症状は何だろう?って、ますます自分の中でも意味不明のぐるぐる状態、納得したい、どうしたらいい?って混乱をしていたようでした。

じたばたしたって仕方ないんですね。分かってます。
人って、何か納得できるものがあると安心するんですよ。

自力整体をしていたことで体の中も完璧でなくても変わっていたのではないか?と疑ってました。
体質によるものであるので、先天的であれば呪いたいところでございます。

自己免疫疾患・・・と巷ではいいます。私の体質に「自己免疫疾患」というレッテルをつけてみた。

矢上先生にもちょっとご報告させていただいたことがありましたが、何か病名を診断されたとしても、今、こうして、元気に、痛みもなく、過ごせていること、生活ができていること、心から感謝だよなあ・・・という気持ちで、不安な気持ちを受け止めてくださったことだけで、有難いことだと心から感謝をしました。

漢方薬は美味しいものではないけれど、化学的なお薬よりも私は自然由来のお薬の方が、安心して飲むことができます。

ちなみに調合されているものは、カンゾウ、キキョウ、オウヒ、キンギンカ、ケイガイ、コウカ、センキュウ,、ソウジュツ、ソボク、ダイオウ、トウキ、ボウフウ、レンギョウ、以上でございます。

現在、東洋医学についての学び中であって、漢方薬にお世話になる流れになっているという現状に、面白がっております。

妹は関節リウマチです、なんとかしてあげたい・・・

個人的なお話になりますが、私は三姉妹の長女でございます。
次女は、2017年の4月に乳がんでお亡くなりになられました。

私と共に、乳がんを克服しようと意思を硬くし精進しておりましたが、彼女は治療を拒み、先に魂となって還っていかれました。
今頃、どこかで転生しているような気がしてます。

三女は、私の6歳下になりますが、40代の半ば頃に関節リウマチを診断されて、今でも苦しんでおられます。

先日、息子の中学進級を祝うために、我が家に集まって(笑)ケーキを買ってきて母と妹を甥っ子と食べました。

帰り道、妹の歩く後ろ姿をまじまじと眺めていたら、心が痛くなりました。
ふくらはぎがパンパンで足首がないじゃないか!!
2年ほど前に、いてもたってもいられなくてマッサージをしてあげたけど、指が入らなかったことを思い出しました。

全然、良くなってないじゃないの!!

どうしたものか。自力整体も痛くてできないと言っていましたが、やる気にならないという心情なのではないか?と私は思います。

痛みを人に訴えず、自分ごととして捉える、すごい性格だなと尊敬します。

自力整体は予防医学、病気を治すのはまず医者?なのか・・・。

このタイトルは、いつも私が迷う、悩む、ちょっと途方に暮れるような感覚になるところです。

ナビゲーターは医者ではないから、治療はできません。診断もできません。ただ、寄り添って一緒に自力整体をするだけです。

昔むかしのことですが、高齢者のリハビリに関与したことがあって、少し良くなった感じがあったり、快癒の兆しが見えたりすると、その場に携われた喜びがあって、やりがいのあるお仕事だと自負したことがございました。

しかしながら、すべては上手くいくはずがなく、脳梗塞で長きに渡り後遺症で動かせない部位がある方や、体が反応せずに足が前に一歩も出せない方や、その介助をさせていただきながら、体ってなんて理不尽なんだろうか?と恨めしく感じたりもしていました。

心のケアも大切だなと感じたりもしました。

誰が悪いわけでもない、原因だって特定もできないことが多い中、でもでも、元気な時に、元気だからこそ、動ける身体に感謝をして、今出来る最大の努力、メンテナンスをする、観察をする、気にかけてあげること、無理をしないことがどれだけ大切なことなのだろう・・・と思ったものです。

それは、今でも変わりません。
妹の痛む体を思うと、何とかしてあげたいと思うのですが、こればかりは妹の課題です。
自力整体をしてみたこともあったけど、痛みがあって動けない、気持ちよくできない、それでは、続かないのです。

みなさまのお近くに、痛みでお辛い思いをされておられる方、まずは病院での治療をしつつ、予防の観点から身体を動かす意識を作っていかれて欲しいなと思います。

そして、自分がどうやって生きていきたいのかを、よくよく体と相談されて欲しいと思います。
すべては自分の自由意志で成り立っています。

病気を治すの医者ではなく、自分自身であるということ。

ここが腑に落ちたら、やることがおのずと見えてきます。
希望をもって、たくさんの方々の力を借りて生きていく。
いつでも応援しています。