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整食法でお腹を柔らかくしよう

体幹の弱い人は・・・何が起こる?

みなさま、こんにちは。
お暑うございます。

本日は、現在やっている実技について、少しお話をさせていただきます。

腰痛の方、下肢に痛みを抱えていらっしゃる方は、是非ご自身のお腹を触りながら、記事をお読みくださいませ。

私は、自力整体を始める前までは、体が硬くて、疲れも取れにくい、コチコチな筋肉でした。
筋肉というよりも脂肪の方が多かったかもしれませんが、老廃物だらけ・・・ということ。

そして、ガンが発覚してからは、とにかく、ガン細胞に栄養を与えてはいけない!!と思って、食事制限をしました。

主に玄米採食で一日一食、すると、どんどん痩せていって、体重は5キロくらい減りました。
それで、健康的なら問題ないですけど、体を支える体幹弱っているいることに気づいたのです。
やたら、疲れるんです・・・。

自力整体をしていると、コリがほぐれ、老廃物が排泄されるので、からだがどんどん柔らかくなります。
しかしながら、姿勢が悪く、日常での身体の使い方も大雑把で、体が歪んでしまうことが度々起こりました。

食べ過ぎれば、坐骨神経痛も起きましたし、腰痛も起きました。

なぜ、体が歪むのか、そして自力整体で立て直すことが、楽しくてたまりませんでした。

自分で整体できるということは、生きる知恵と財産になるのです。

整食法は、不調の改善のカギ、そしてガン予防にもなっている

一日一食から、筋肉を増やそうと一日二食に増やしたりしてきました。
体重は徐々に増えていきましたが、体型的には大きな変化はありませんでした。

午前中に固形物を食べないということで、空腹の時間、消化器に負担を与えない、モチリンという腸のぜん動運動を促すホルモンを出すために、前日の夕食から18時間、食べないで過ごします。

水分はとっても大丈夫です。
最初は、空腹を抑えて慣れさせるために、スムージーを飲んだり、生姜紅茶を飲んだりして、午前中を過ごすことがありました。

老廃物がまだまだ体にある状態というのは、危険を察知して「何か食べろ!」「さもないと身体は動かなくなるぞ!」と脅してきます。

安心、安全でいることは、食物を食べるコトである・・・という古い観念が蔓延っている時に起こります。

ですので、その脳をうまく騙すためにも、何かしら脳が安心するものを口に入れたら収まることに気づけました。

生姜紅茶には黒糖を入れてました。生姜には、体を温める作用もあります。

夏は身体が必要以上に冷やされる環境で仕事をしなくてはならない人も多いでしょう。
自分ひとりでしたら調整できますが、職場や大きな商業施設など、かなり冷えている場所も多いです。

生姜は一年中、おススメです。

生姜の効用☚クリックしてみてね。

断食の経験から学ぶ

18時間空腹でいることを、よく「プチ断食」と言ったりします。
食事をするのを16時間空けるだけでも、薬が不要になるというベストセラー本も読んだこともあります。

私は、甘いモノが好きで、太りやすい体質でした。
お米も好きですし、お酒も飲みますし、それがガンの再発になったら怖いなという恐れを持っておりました。

そこで、半年に一度の頻度で生徒さんと一緒に断食をしていました。

矢上先生の断食指導(合宿など)を直接受けたことはございませんが、研修やじりき通信に度々、断食について学ぶ機会はたくさんありましたので、自分で断食についての資料を作り、メンタルサポートをしながら、体の変化を見るという断食講習をしていました。

断食で一気に体重が減る時に気をつけなければならないことは、「筋肉量の減少」です。
だいたいは、脂肪でなく、筋肉量が減っていくのです。

それで、動くことを進めるのですけど、自然が近くにあって心が癒されるような環境であるならばまだしも、家族とともに過ごさなくてはならないとか、食事の支度はしなくてはならないとか、日常が変わらないとなかなか難しいというのが現状でした。

結果的に断食効果は出ても、また元の状態に戻ってしまうことも少なくありません。

たくさん食べて便を出していた方が、毎日あった排泄が途端にストップする・・・このような現象もありましたね。

それでも、食を経っても、体は元気に動かすことが出来る!という体験が、自分の自信に繋がり、不調が起きたら食べずに治すという、最も最短な最適な回復法を得たことに値します。

軟らかいお腹で、深く呼吸の出来る心肺をつくる

筋肉量が減ることがデメリットであるとして、メリットは何なのか?

まずは、3食食べないと体は持たないという観念を変えられたことです。
3食が必要なのは若い、体を作る時期であって、年を重ねても三食をモリモリ食べても不調を訴えない人は、相当丈夫な消化器をお持ちであるということです。

自力整体では、人体のエネルギーの分配を、身体活動エネルギー、消化と排泄のエネルギー、体の治癒エネルギーと分けて考えます。

そのエネルギーを主に食べ物の栄養から取得するのではなく、自然のエネルギーから、呼吸のエネルギーから取り入れると考えます。それらが、体内の「気・血・水」を巡らせるのです。

人は、水と塩があれば生きて行けるというセオリーがありますが、断食で何日も食べなくても過ごしていられるという経験は、一度体験されたら、様々な物の見方が変わると思います。

なんたって、私は大きく変わることが出来ましたから(笑)

滞留便という便は腸の内側にはびこっているらしいのですけど、その滞留便が出た!というのは、固形物でなく、水溶性、つまりは下痢便状で出るのですね。

下痢は腹痛を伴いますが、滞留便の排泄は痛みを伴いません。

気・血・水が循環して、さらになかなか排泄出来ない老廃物を出したい時には「18時間の断食」もしくは「おかゆ断食」がおススメです。

そして、お腹に溜っている老廃物が出ていくと、お腹はとても柔らかくなり、使うほどに弾力が出てきます。

お腹はたくさんの筋肉をまとう部分でありますが、コチコチの人は腰痛になりやすい。
反り腰の人は、お腹に力をいれることをしないので、脂肪と化した肉が前に突き出てます。

お腹を膨らます呼吸法を今は体幹強化として行っておりますが、深く息を吸いこんだ時に大きく膨らませることができれば、どんどん呼吸は深くなり、心肺機能も強化されます。

不調の起きにくい体をつくりたいなら、「食」を見直されてみてはいかがでしょうか。